頸椎捻挫について

交通事故における首のケガで最も多い症例が「頚椎捻挫(けいついねんざ)」です。一般的に言われている「むち打ち」とはこの頸椎捻挫や神経根症、脊髄損傷などを含めた外傷性頚部症候群の俗称のことを言います。

頸椎捻挫の症状

頸椎捻挫は首の骨の周りにある靭帯や筋肉などの軟部組織が部分的に切れたり伸びたりして損傷している状態のことを言い、足首の捻挫と同様に受傷直後や初期は安静が必須となります。

この段階で「あまり痛くないから・・」と動かしていたり、患部をマッサージしたりすると悪化してしまいます。

頸椎カラー（頚部のコルセット）を装着して、首への動揺や負担を極力減らすことが短期間での回復には必要不可欠です。なぜかというと、日本人は何かとうなずくことが多く、日常会話の中でも頻繁にうなずきます。アメリカ人の2倍うなずくというデータもあります。

うなずきは無意識化で行ってしまう行動のため、うなずいた直後に痛みで「しまった！」感じるも、なかなか止めることができず、首の痛みが長期化する隠れた要因の一つなのです。それを防いでくれるのが頸椎カラーなのです。

「見た目が痛々しい」「大げさな感じがする」といった理由で装着しない方・すぐ外してしまう方が多くいらっしゃいます。痛みは誰も代わってくれません。

短期間での回復をするために、一時的な見栄えの悪さを気にするよりも、長期的な痛みから解放されるために頸椎カラーをされることをお勧め致します。

当院では、徹底した検査＆カウンセリングで原因を追及し、患者様お一人おひとりに合わせた治療法で確実に効果を出します。

さらに、改善した症状が再び再発しないように徹底して痛みの原因を見つけ、その改善法を提案し、提供致します。毎回同じ流れで同じ場所を同じようにマッサージするような流れ作業的治療は致しません。

そのため、毎回施術前にカウンセリングを行い、状態の変化を確認・把握したうえでその日の状態に合った施術を致します。お悩みの方は一度お気軽に当院にご相談ください。